公開講座の想ひ出 斉唱編。

ふくふく福三会

2011年02月19日 08:29

2011年2月13日日曜日



香蘭女子短期大学の公開講座
「雑(ぞう)踊りの世界」
を振りかえります。




12時すぎから、どんどんお客様がお見えになり・・・・・
客席は130名以上の方。



13時30から斉唱で幕開けです(幕はないけど・・・・)




「鷲の鳥節」「鶴亀節」


なんとっ!!!!!!



先生は、舞台袖から見学!


上原先生なしでの斉唱でした。



「鷲の鳥節」は八重山を代表する祝儀歌です。
ちなみに上原先生は石垣島出身です。

仲間サカイさんという女性が作ったと伝承されてます。
そのサカイさんが作った「鷲ユンタ」を節歌へ改作したのが
大宜見信智(1797~1850)

200年前に作られた唄なんですね。


でも、今でも石垣島ではよく唄われます。

福岡でも、よく唄います。

超、ロングヒット曲
「鶴亀節」も石垣島の川平の村誉めの歌です。
弥勒世を願う歌。
弥勒世とは、豊かな幸福の満ち溢れる世という意味です。

この川平村の唄を改作したのが、今回唄った鶴亀節です。
八重山の家では、床の間に飾る掛け軸は
鶴と亀がおおいそうです。 







福三会のメンバーは
斉唱の二曲では、鶴亀節に苦戦しました。
途中の歌詞でいつも間違える箇所があったり、
節回しがなかなか統一できなかったり・・・・・



実は、直前まで女子グループは鶴亀を練習してました。


斉唱が終わって、ホッと一息ですね。



さあ、斉唱も終わって、舞踊です!!!





※曲の解説は、全て公開講座の西表先生の資料からです。
ちなみに、西表先生も石垣島出身です。


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