公開講座の想ひ出 斉唱編。
2011年2月13日日曜日
香蘭女子短期大学の公開講座
「雑(ぞう)踊りの世界」
を振りかえります。
12時すぎから、どんどんお客様がお見えになり・・・・・
客席は130名以上の方。
13時30から斉唱で幕開けです(幕はないけど・・・・)
「鷲の鳥節」「鶴亀節」
なんとっ!!!!!!
先生は、舞台袖から見学!
上原先生なしでの斉唱でした。
「鷲の鳥節」は八重山を代表する祝儀歌です。
ちなみに上原先生は石垣島出身です。
仲間サカイさんという女性が作ったと伝承されてます。
そのサカイさんが作った「鷲ユンタ」を節歌へ改作したのが
大宜見信智(1797~1850)
200年前に作られた唄なんですね。
でも、今でも石垣島ではよく唄われます。
福岡でも、よく唄います。
超、ロングヒット曲
「鶴亀節」も石垣島の川平の村誉めの歌です。
弥勒世を願う歌。
弥勒世とは、豊かな幸福の満ち溢れる世という意味です。
この川平村の唄を改作したのが、今回唄った鶴亀節です。
八重山の家では、床の間に飾る掛け軸は
鶴と亀がおおいそうです。
福三会のメンバーは
斉唱の二曲では、鶴亀節に苦戦しました。
途中の歌詞でいつも間違える箇所があったり、
節回しがなかなか統一できなかったり・・・・・
実は、直前まで女子グループは鶴亀を練習してました。
斉唱が終わって、ホッと一息ですね。
さあ、斉唱も終わって、舞踊です!!!
※曲の解説は、全て公開講座の西表先生の資料からです。
ちなみに、西表先生も石垣島出身です。
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